2007 年11 月22 日
ピンホールプラネタリウムを作る つまり針穴
0.1ミリのドリル刃、それは「針」です。これはもしかして知られていることかもしれませんが、ヒゲキタにとってはコロンブスの卵でした。紙製プラネタリウムの時は針で開けます。プラスティックでも針です。でもアルミの時は針では無理だと決めつけていたのです。20年も! ドリルで開けたことのある人こそ無理だと思ってしまうのかもしれません。ドリルというより、リーマーと思えばいいのです。ピンバイスだと難しいかもしれません。高速回転のリューターでもだめ。低速の(回転速度が調節できる)電動ドリルがいいようです。ピンホールプラネタリウムを作っているすべての人に教えてあげたいです。とくに25年前の自分に。「コロンブスの卵」といいましたが、これは比喩ではなく実際にそういう題名の本でヒントをみつけたのです。朝日新聞社から出ている本で18世紀の科学実験を紹介したものです。吹く息で釘に穴を開けると言う実験があり、風車のようなヤジロベイ(足は針)を作り、釘の上に乗せて風をあて続けるといつか釘に穴がうがたれるというものでした。ピンときました。釘(軟鉄)に針(鋼鉄)で穴が開けられるのならアルミにも開くはずです。